輸入その2
日本は輸入大国として知られていますが、それも水不足と深い関係にあります。
それは、どうしてでしょうか?
輸入に頼ってしまっている日本の現状は、輸入したその輸入品だけでなく、その輸入品が生産されるために必要な水を、言ってみれば、間接的に消費しているのです。
これらは仮想水と呼ばれ、日本が水を大量に輸入していると考えられるのです。
日本が輸入しているもので輸入量が多い大豆、小麦ですが、これらには100億トン以上の水が使われています。
また、牛肉においては、200億トンの水が使われています。
大豆、小麦、牛肉、これらを日本が輸入すれば、それにかかった水も同時に輸入していると考えられるのです。
日本の輸入品に使われた「仮想水」はで何百億トンにもなります。
日本の水の消費量が全部で890億トンと言いますから、それと同じくらいの水を輸入していることになるのです。
ですから、「世界の水不足は私たち、日本人が引き起こしている」と考えることも必要かもしれません。
輸入されたお米を食べ、輸入された牛肉を食べる、このようなことで数トンの水を消費していることになりますよね。
私たちが何気なく使っている、消費している輸入品、その向こうには大量の水があるのです。
私たちが普通に生活しているだけで、想像出来ないくらい、途上国の人たちにも影響を与えています。
世界中で起こっている水不足、そして、今後もそれは続き、水不足は深刻化する一方でしょう。
私たち日本人が輸入することによって、水も輸入していることになるというお話でした。
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